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ほろよい処 はな龍
会津の馬刺し
会津の馬刺し

会津名物の一つが「馬刺し」です。
「馬刺し」は会津以外に熊本なども有名ですが、なぜ会津で「馬刺し」なのでしょう?。
会津での馬が食べられるようになるきっかけは、戊辰戦争といわれています。新政府軍に攻め入られた会津藩内では負傷者が増え、その負傷者に体力回復のためとして馬肉を与えたのが、会津の馬肉料理の始まりなんだとか。
しかし、当時は肉を加熱して食べ、生で食べはしませんでした。保存の上で問題があったからです。
馬肉が「馬刺し」としてたべられるようになったのは昭和30年ごろです。
会津若松を訪れた人気プロレスラーの力道山が生で馬肉を食べたのがきっかけで、会津で「馬刺し」を食べる文化が広まりました。
今となっては「馬刺し」は会津若松の立派な郷土料理の一つですが、他のエリアと違い、人気プロレスラーが持ち込んだことから根づいた「からし味噌」をつけて食べるのが会津の馬刺しの特徴です。
ちなみに、関東地方では昔は「馬刺し」といえば「会津の馬刺し」でした。 現在は輸入馬肉が主流となっていますが、今でも、会津若松や喜多方産の「会津の馬刺し」は国産銘柄として、鮮度の良い状態で日々関東まで運ばれています。
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